“如輪木目”の読み方と例文
読み方割合
じょりんもく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
象嵌ぞうがん釘隠くぎかくし一個が、何両につくとか、中門の如輪木目じょりんもくの一枚板は何十両だとか、小判で張り詰めたような馬鹿げた豪奢ごうしゃが、すべて皮肉な歯を剥いて人間を嘲笑あざわらっているように見える。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)