奮興色ふんこうしょく)” の例文
代助は何故なぜダヌンチオの様な刺激を受けやすい人に、奮興色ふんこうしょくとも見傚みなし得べき程強烈な赤の必要があるだろうと不思議に感じた。代助自身は稲荷いなりの鳥居を見ても余り好い心持はしない。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)