奥印可おくいんか)” の例文
水をかつたきぎを割り、夜は夜で、足腰を揉むなど、ずいぶん辛抱して来たのに、奥印可おくいんかも貰わないで離れては、そのあいだの勤めは水のあわというものなんで、もう一年か、もう二年かと、じっと
剣の四君子:05 小野忠明 (新字新仮名) / 吉川英治(著)