失敗やりそこ)” の例文
その中で道節が短気で粗忽そこつで一番人間味がある。一生定正を君父の仇とねらって二度も失敗やりそこなっている。
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
(永見はその後参謀部の有数な秀才と歌われていたが、惜しい事に大尉で若死わかじにしてしまった。福島大将と同時代であったそうだ。)二葉亭は運悪く最初の首途かどで失敗やりそこなってしまったが
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)