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天童谷
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てんどうだに
ふりがな文庫
“
天童谷
(
てんどうだに
)” の例文
二度目のことばに驚いて、彼女がそこへ駆け寄って見ると、ああ意外です、
秩父
(
ちちぶ
)
天童谷
(
てんどうだに
)
で会ったばてれんヨハンは、昔のままな姿で、石牢の中にじっと坐っております。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その
無辜
(
むこ
)
な者は危険を知らずに
天童谷
(
てんどうだに
)
へ迷って来た旅人で、その罪ある者は、切支丹村のうわさを聞いて、われ見届けんと暴虎の勇で、自分から飛びこんで来た者や、或いは
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
察するところ、この
水汲男
(
みずくみおとこ
)
は、唖を装って住み込んでいた「山の会堂」の
諜者
(
ちょうじゃ
)
であったのではないだろうか。どうも彼の走って行く道が、例の
天童谷
(
てんどうだに
)
の方角へ向っているような気がされてなりません。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
童
常用漢字
小3
部首:⽴
12画
谷
常用漢字
小2
部首:⾕
7画
“天童”で始まる語句
天童
天童壇
天童子
天童如浄
天童利根太郎