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天城四郎
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あまぎのしろう
ふりがな文庫
“
天城四郎
(
あまぎのしろう
)” の例文
「しばらくじゃないか」牢人ていの男は、
天城四郎
(
あまぎのしろう
)
であった。呼びかけられた山伏の播磨房
弁円
(
べんえん
)
に、肩を寄り添えて歩み出しながら
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「やっ、あなたは、小泉の
宿
(
しゅく
)
でお会い申した、
天城四郎
(
あまぎのしろう
)
殿ではありませんか」いうと四郎は、からからと
四辺
(
あたり
)
へ響くような声で笑った。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「並木の蔭へでも引込んでいろ。それでなくとも、六条の町の
火放
(
ひつ
)
けは、
天城四郎
(
あまぎのしろう
)
のしわざだと、もう俺たちの噂が、火よりも迅く迫っている」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
四
常用漢字
小1
部首:⼞
5画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“天城”で始まる語句
天城
天城山
天城屋敷
天城屋六兵衛