「江木さんところから今朝けさ、真新らしい萌黄もえぎからくさ大風呂敷包おおぶろしきづつみがとどいたから、何がこんなに重いのかと思ったらば、土のついた薩摩芋おいもで。」
江木欣々女史 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)