“大階段の裏”の読み方と例文
読み方割合
ビハインド・ステイアス100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なに、二重の殺人⁉」と熊城が驚きのあまりに問い返すと、法水は大階段の裏ビハインド・ステイアス——を、実に三度転倒させて、いよいよ最終の帰結点を明らかにした。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
最初は、重い人形が隣室の壁際を歩んだ。そして、次は今の熊城君だ。つまり、大階段の裏ビハインド・ステイアス——の解答と云うのは、この隣室との境にある壁のことなんだよ
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
法水が十二宮ゾーディアックから引き出した解答——大階段の裏ビハインド・ステイアスには、その場所と符合するものに、二つの小室こしつがあった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)