大岳おおだけ)” の例文
明日あしたはまた、奥の院まで、大岳おおだけを登らねばなるまいが、余りおそくならぬうちに戻って眠れよ」
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
梅軒たちが、大岳おおだけへ行ったのでそれを知って、縄を噛み切ったものとみえる。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
とお甲も藤次も息をのんで、ひさしごしに、大岳おおだけの黒い影を、星空に見た。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)