“大姐”の読み方と例文
読み方割合
おおあね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
髪を洗い髪にして無造作に束ね、あいの棒縞の単衣ひとえの襟から、たっぷりとした胸元を覗かせ、膝を崩して横坐りをし、茶を長閑のどかそうに飲んでいる様子は、大姐おおあねごとでもいいたげであった。
猫の蚤とり武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)