“大垣藩”の読み方と例文
読み方割合
おおがきはん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十一月二十七日に中津川を出立した浪士らは加納藩かのうはん大垣藩おおがきはんとの衝突を避け、本曾街道の赤坂、垂井たるいあたりの要処には彦根藩ひこねはんの出兵があると聞いて、あれから道を西北方に転じ
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
中には、大垣藩おおがきはんのように直接に伏見鳥羽の戦いに参加して、会津や桑名を助けようとしたようなところがなくもない。しかし、京都の形勢に対しては、各藩ともに多く観望の態度を執った。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
大垣藩おおがきはんの千余人、水戸藩の七百人が着港した。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)