大凶時おほまがとき)” の例文
十二、この日の大凶時おほまがとき、霜は御庭前の松の梢へ金色こんじきの十字架の天下るさまを夢のやうに眺め候よし、如何なる凶事の前兆にやと悲しげにわたくしへ話し申し候。
糸女覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
大凶時おほまがときとなりにけり。
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
大凶時おほまがときとなりにけり。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)