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多遅
ふりがな文庫
“多遅”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
タヂヒ
50.0%
たちひ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
タヂヒ
(逆引き)
しかしながら、後世には事実をよそにして、産湯の井の中に
多遅
(
タヂヒ
)
の花が散り込むと云ふ、此伝説の方が有名になつて了うてゐる。
貴種誕生と産湯の信仰と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
三代実録の、宣化天皇の曾孫たぢひこの王のことを記したものにも、
多遅
(
タヂヒ
)
の花が散つて、湯釜の中にまひ込んだとある。
貴種誕生と産湯の信仰と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
多遅(タヂヒ)の例文をもっと
(1作品)
見る
たちひ
(逆引き)
それから遠く溯って
反正
(
はんぜい
)
天皇紀の注記に、「
多遅
(
たちひ
)
の花は今の虎杖の花也」とある虎杖も、この書の出来た時代には多分またイタドリであったろうが
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
多遅(たちひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
遅
常用漢字
中学
部首:⾡
12画
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