“四面(まわり)” の例文
もうもうと四面(まわり)の壁の息(におい)を吸って昇るのが草いきれに包まれながら、性の知れない、魔ものの胴中(どうなか)を、くり抜きに、うろついている心地がするので、たださえ心臓の苦しいのが
開扉一妖帖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)