囑目しょくもく)” の例文
新字:嘱目
而も日本の古代文章の発想法は、囑目しょくもくする物を羅列して語をつけて行く中に、思想に中心が出来て来るといった風のものであった為、外界の事象と内界とが、常に交渉して居た。
歌の円寂する時 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
と、その将来を囑目しょくもくされていたのだった。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)