“嚶鳴社”の読み方と例文
読み方割合
おうめいしゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでも当時の毎日新聞社にはマダ嚶鳴社おうめいしゃ以来の沼間ぬまの気風が残っていたから、当時の国士的記者気質かたぎから月給なぞは問題としないで天下の木鐸ぼくたくの天職をたのしんでいた。
三十年前の島田沼南 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
やはり島田君と同じく、嚶鳴社おうめいしゃといって沼間守一という人の社中の一人、明治十五年に私がこの人ならと島田君と同じく惚れこんで、栃木新聞の社長兼主筆として無理やりにきてもらった人です。
渡良瀬川 (新字新仮名) / 大鹿卓(著)