唐箕嘉とうみのか)” の例文
男は浪人者の居合抜き唐箕嘉とうみのかろう額部ひたいへ受けた十手の傷から血が滴って、これが久兵衛に突き合わされた時、さすがの因業親爺、顫え上って元七に化けた男に相違ござりませぬと証言した。