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哱
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ほ
ふりがな文庫
“
哱
(
ほ
)” の例文
宮はその
梗概
(
あらまし
)
を語れり。聴ゐる母は、彼の事無くその場を
遁
(
のが
)
れ得てし始末を
詳
(
つまびら
)
かにするを
俟
(
ま
)
ちて、始めて重荷を下したるやうに
哱
(
ほ
)
と息を
咆
(
つ
)
きぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
哱
部首:⼝
10画