味到みとう)” の例文
失明の後に始めて味到みとうしたいつもお師匠様は斯道しどうの天才であられると口では云っていたもののようやくその真価が分り自分の技倆ぎりょう未熟みじゅくさに比べて余りにも懸隔けんかくがあり過ぎるのに驚き今までそれを
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)