呪縛剣じゅばくけん)” の例文
同時に眼にもとまらぬ早技はやわざでひゅういと空にうなった切支丹きりしたん十字の呪縛剣じゅばくけん、たちまちそれを、やんわり振りかぶった大上段の構えは——せきとしてさながら夜の湖面。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)