呂后りょこう)” の例文
漢の初期のせき夫人が呂后りょこうさいなまれたようなことまではなくても、必ず世間の嘲笑ちょうしょうを負わねばならぬ人に自分はなるに違いないと中宮はお思いになるのである。
源氏物語:10 榊 (新字新仮名) / 紫式部(著)