吹矢筒ふきやづつ)” の例文
手に吹矢筒ふきやづつを持っている。部屋へ通るとその後から三右衛門が嬉しそうにいて来た。
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
四尺あまりの本式の吹矢筒ふきやづつ、竹の節を拔いて狂ひを止めた上に、磨きをかけたものですが、鐵砲の不自由な時代には、これでも立派な飛道具で、江戸の初期には武士もたしなんだと言はれる位
「何でもありません、鳥脅とりおどしの吹矢筒ふきやづつで、この通り」