“吸血鬼（きゅうけつき）” の例文

「いやそれには覚えているわけがあるんだ。それが不思議にも、あの吸血鬼（きゅうけつき）が出たという号外（ごうがい）や新聞が出た日なんだからネ」

恐怖の口笛 (新字新仮名) ／ 海野十三(著)

「あの伊達男小室の咽喉（のど）にあった凄（すご）い切傷も、この前、日比谷公園で殺された学生の咽喉の傷も、どっちも同じことですね。つまりどっちも吸血鬼（きゅうけつき）がやったんですよ」

恐怖の口笛 (新字新仮名) ／ 海野十三(著)

“吸血鬼”の意味

《名詞》
吸 血 鬼（きゅうけつき）

人間の生き血を吸う怪物。ヴァンパイア。アンデッドの一種とされることがある。

（比喩）他人を情け容赦することなく苦しめ無慈悲に利益をむさぼり吸い上げる人。金貸し、搾取者など。
(出典:Wiktionary)

“吸血鬼”の解説

吸血鬼（きゅうけつき、orv: вѫпырь）は、民話や伝説などに登場する存在で、生命の根源とも言われる血を吸い栄養源とする、蘇った死人または不死の存在。その存在や力には実態が無いとされる。
狼男、フランケンシュタインの怪物と並び、世界中で知られている怪物のひとつ。また、用語の転用として、不当に人々から利益を搾り取る人間なども指す。
(出典:Wikipedia)

吸	常用漢字 小６ 部首:⼝ 6画
血	常用漢字 小３ 部首:⾎ 6画
鬼	常用漢字 中学 部首:⿁ 10画