后羿こうげい)” の例文
『淵鑑類函』四三一に后羿こうげい巴山に猟し大きさうさぎうまほどなる兎を獲た、その夜夢に冠服王者のごとき人が、羿にいうたは我は鵷扶君えんふくんとしてこの地の神じゃ
『抱朴子』に〈山中卯日丈人じょうじんと称える者は兎なり〉。和漢ともにこれを神物として直ちに本名を呼ぶを忌むのだ。兎神が逢蒙をして后羿こうげいを殺さしめた話は既に上に述べた。