“吉雄幸左衛門”の読み方と例文
読み方割合
よしおこうざえもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隣の吉雄幸左衛門よしおこうざえもんが見兼ねたものか、どうなすった、だいぶお顔の色が悪いようだが、と囁いたが、それにもちょっと頭を動かして頷いたばかり、返事をする気にもなれない。
先年いろいろ世話になった大通詞の吉雄幸左衛門よしおこうざえもんや通詞の西善三郎なども招かれて来ていて、参府の折の本草会の話なども出たが、先生の胸中には悲哀の情と佶屈きっくつの思いがあるので