“司令官（たいしょう）” の例文

先刻（さっき）ヤングさんが司令官（たいしょう）に、お前さん達を亜米利加（アメリカ）まで連れてっていいかって伺いを立ててみたら、亜米利加の軍艦の中には

支那米の袋 (新字新仮名) ／ 夢野久作(著)

……それからもう一人……この艦（ふね）に乗っている俺たちの司令官（たいしょう）を怨みたけあ怨むがいいってんだ。

支那米の袋 (新字新仮名) ／ 夢野久作(著)

……イヤ……事によると、その司令官（たいしょう）だけを怨むのが本筋かも知れないがね……どっちにしても、お前さん達のいい人や、そんな連中に頼まれた俺達を怨んじゃいけないよ。

支那米の袋 (新字新仮名) ／ 夢野久作(著)

“司令官”の意味

《名詞》
司令官（しれいかん）

軍隊や自衛隊などで、大規模な部隊や艦隊を指揮、統率に当たる職。またはその人。
(出典:Wiktionary)

“司令官”の解説

司令官（しれいかん、Commander）とは、主に陸軍なら「軍」以上、海軍なら「艦隊」以上等、ある程度の大きな規模を有する単位の部隊（部隊#部隊の単位や近代陸軍の編制#部隊の単位等参照）を指揮する指揮官（部隊長、長）に充てられる役職。
軍隊制度を採るキリスト教会の救世軍は、各軍国（管区）の最高責任者を「司令官」と称している。
(出典:Wikipedia)

司	常用漢字 小４ 部首:⼝ 5画
令	常用漢字 小４ 部首:⼈ 5画
官	常用漢字 小４ 部首:⼧ 8画