可恐おそれ)” の例文
まなこを光らし、姫をみつめて)まだそのようなわやくをおっしゃる。……身うちの衆をお召出し、お言葉がござりましては、わやくが、わやくになりませぬ。天の神々、きこえも可恐おそれじゃ。
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)