“古女御所”の読み方と例文
読み方割合
ふるにょごしょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さなきだに、そこの、古女御所ふるにょごしょは冷え冷えしていた。明り窓にはクモの巣が見え、小机、櫛匣くしげなどの調度も、何代前の女人の用具やらと思われて肌さむい。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)