原始むかし)” の例文
いつの原始むかしから湛え始め、いつの未来まで湛え続くとも判らぬ海。はてしも知らぬ海。あらゆるものを育みそだて、あらゆるものを生きて働かせ、あらゆるものを葬り呑んで行く海。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)