印象かた)” の例文
さて他の聖者のむれ即ち先にエムメにて百合となりて悦ぶ如く見えし者は、少しく動きつゝかの印象かたし終りたり 一一二—一一四
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
しかしてかのあまたの光に飾らるゝ天は、これをめぐらす奧深き心より印象かたを受けかつこれをす 一三〇—一三二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
〔世の蝋〕太陽が光熱によりてその力を世に及ぼしこれに活力を與へこれを幸ならしむることの愈〻著しきを、印象かたを蝋の上に現はすことのあざやかなるにたとへしなり
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)