博雅三位はくがのさんみ)” の例文
時平の弟の兼平は琵琶びわ上手じょうずで、琵琶宮内卿びわくないきょうと云われた人であったこと、せがれの敦忠も管絃の名手で、博雅三位はくがのさんみに劣らない人であったこと、などを思い合わせると
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)