“南部鉄瓶”の読み方と例文
読み方割合
なんぶてつびん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さきの御小姓組である安倍誠之助は、ことさら慓悍ひょうかんげに目をかがやかせ、つんと首を立てた。丁度彼と阿賀妻との間にはいぶる炉火があり、すすけた自在鍵じざいかぎには南部鉄瓶なんぶてつびんりさがっていた。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)