“半打”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はんダース75.0%
はんだあす25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「お前は実によく産んだね、オイばあさん。ちょいと六人だ。六人と云やあ半打はんダースだ。これがモルモットだって六匹函の中へ入れてみろ、騒ぎだぜ」
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そして明日は、ごちや/\にたゝんであつた品物を半打はんダースばかり、彼女の肩に縫ひつけとかなければならないと云はれた。
爾して忍びの蝋燭も半打はんだあすの包を其のまま衣嚢に入れ、愈々冥途の探険と云う覚悟で再び時計室へ登って行ったが丁度十時を打つ時で、有難や緑盤は余の思った通り二尺ほど開いた
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)