“千度参（せんどまい）” の例文
なにか願掛（がんか）けをするときに、そういう約束を神さまにむかってする者が多くなっているようだが、村々のほうでは、もとは千度参（せんどまい）りと称して、たくさんの人が言いあわせて
母の手毬歌 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)
村で大事な氏子（うじこ）が大病（たいびょう）にかかって命のあやういときに、多くの人が出て祈願をする千度参（せんどまい）り、または数参（かずまい）り、度参（たびまい）りともいうものであるが、これなども最初はもっとひろく
母の手毬歌 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)
この千度参（せんどまい）りをするありさまである。
母の手毬歌 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)