“千宗巴”の読み方と例文
読み方割合
せんのそうは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
船へは、宗易の弟千宗巴せんのそうは銭屋宗納ぜにやそうのうが、使いとして乗った。奈良の浪人、土門つちかど源八郎も、附き添って行った。暗い波騒なみさい真夜半まよなか、船は、三好党の見張りの眼をしのんで、沖へまぎれ去った。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)