“十字街妓”の読み方と例文
読み方割合
つじぎみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十字街妓つじぎみ打扮いでたちて、夜毎に浜辺に立つものから、客をひくべきためのみならず、その懐にものあるをば、媾合の折、唇をまじへて、舌を噛みきって殺し、屍骸を海に棄つるに、媼内おばない妓有ぎうになりて
探偵小説の「謎」 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)