十八間じゅうはちけん)” の例文
また狭い坂を下りると間もなく、観音様の横手の門へ出ます。その辺にはお数珠屋じゅずやが並んでいたようです。まず第一にお参りをしようとお母様にいわれて、十八間じゅうはちけんというお堂へ上ります。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)