“勝連”の読み方と例文
読み方割合
かつれん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
併し私は明日早く那覇を立つて、今舞臺で見つゝある阿摩和利の居城勝連かつれんを遠望し、その敵手であつた忠臣護佐丸ごさまる中城なかぐすくをも訪ねんとするのである。
沖縄の旅 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
勝連かつれん文化と私はかりに呼んでいるのだが、その勝連文化と首里・那覇を中心とした文化、すなわち浦添うらそえ文化とでも言うべきものとの間には、系統上の相異があったのではなかろうか。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
その後、同じ瓦が首里城でも発見され、つい近頃、勝連かつれん城址でも発見された。
土塊石片録 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)