くわっ)” の例文
謙信は、ややしばし、うす眼をとじて、聞いていたが、彼が、その苦衷を長々と述べ終ると、初めて、くわっと、まぶたをひらいた。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)