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刀禰
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トネ
ふりがな文庫
“
刀禰
(
トネ
)” の例文
つまり、宮廷以外の邑落に於いては、男の場合に
刀禰
(
トネ
)
と言つてゐる。其に対して、宮廷ではひめとねと称してゐた。命婦に当るものであらう。
日本文学の発生:――その基礎論――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ひとのとも、
刀禰
(
トネ
)
などのとで、神の配下の家の意であらうか。
神
(
カミ
)
の属隷の義だらう。
神
(
カミ
)
のみ・
祇
(
ツミ
)
(つは領格の語尾)のみなど、皆精霊の義であらうか。女性の神称に多いなみのみも同様である。
若水の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“刀禰”の解説
刀禰(トネ、等禰、止禰、舎人)とは日本の古代から中世にかけて、公事に関与する者の総称として用いられた職名である。近畿およびその周辺の沿岸域を中心に使われた。
(出典:Wikipedia)
刀
常用漢字
小2
部首:⼑
2画
禰
漢検準1級
部首:⽰
19画
“刀禰”で始まる語句
刀禰河
刀禰雄