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冠履顛倒
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かんりてんとう
ふりがな文庫
“
冠履顛倒
(
かんりてんとう
)” の例文
当世はまず人気を
煽
(
あお
)
って、しかして後に事を行わんとするの風がある、これ
冠履顛倒
(
かんりてんとう
)
で、余弊
済
(
すく
)
うべからざるものがある、よろしく人気の根元を問うべし
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
アンニュイに
罹
(
かか
)
ると、彼は論理の迷乱を引き起すものと信じていた。彼の行為の中途に於て、何の為と云う、
冠履顛倒
(
かんりてんとう
)
の疑を起させるのは、アンニュイに外ならなかったからである。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
冠
常用漢字
中学
部首:⼍
9画
履
常用漢字
中学
部首:⼫
15画
顛
漢検準1級
部首:⾴
19画
倒
常用漢字
中学
部首:⼈
10画