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兼松
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かねまつ
ふりがな文庫
“
兼松
(
かねまつ
)” の例文
師匠の末の弟子の
兼松
(
かねまつ
)
という気軽者を借りて、これを相手に仕事をいたして居りますところが、
誰
(
たれ
)
いうとなく長二のことを不器用長二と申しますから
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「番頭の
兼松
(
かねまつ
)
さ。殺された娘のお美代と内々約束があったらしいが、近頃谷五郎という親類の若い男が入って来て、それが
聟
(
むこ
)
になる話が進んでいるんだ、よくある筋さ」
銭形平次捕物控:103 巨盗還る
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
私の父の
兼松
(
かねまつ
)
(父は師匠の家と私とを心配して真先に手伝いに来ていました)、それに私と四人は駒形堂の方から追われて例の万年屋の前へ持ち出した荷物を卸し、
此所
(
ここ
)
で
幕末維新懐古談:14 猛火の中の私たち
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
「親分さん、矢張り下手人は
兼松
(
かねまつ
)
の野郎でせうか」
銭形平次捕物控:103 巨盗還る
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
兼
常用漢字
中学
部首:⼋
10画
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
“兼松”で始まる語句
兼松石居
兼松伴大夫