トップ
>
其度
>
そのたんび
ふりがな文庫
“
其度
(
そのたんび
)” の例文
其度
(
そのたんび
)
、山内は上気した小い顔を挙げて、眼を三角にして怨むが如く富江の顔を見る。『ホホヽヽ。』と、富江は面白気に笑ふ。静子と智恵子は
幾度
(
いくたび
)
か目を見合せた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
すると、芳ちやんは屹度怒つた様な顔をして見せるが、此時は此女の心の中で一番嬉しい時なので、又、其顔の一番
滑稽
(
おどけ
)
て見える時なのだ。が、私は直ぐ揶揄ふのが厭になつて了ふので、
其度
(
そのたんび
)
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“其度”で始まる語句
其度毎