六国りくこく)” の例文
そこは流石さすがに才子で、粟津の浜に精兵を率いて駈通るような文章を作る男だけに、檀弓は六国りくこくの人、檀弓一篇は礼記らいきに在りといえども、もと伝聞に出ずるもので、多く信ず可からず、というような論は
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)