元明もとあき)” の例文
紀伊守の嫡子ちゃくし、天野元明もとあきは、十頭ばかりの馬がつないである木立の蔭から、小声で——しかし急な烈しい声で——誰かをきたてていた。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)