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傷心
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しょうしん
ふりがな文庫
“
傷心
(
しょうしん
)” の例文
その顔のあからみはすぐ音枝の
傷心
(
しょうしん
)
への思いやりに移り、後悔にも似た気持がわく。
雑居家族
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
親愛な人々を見暮らす
根気
(
こんき
)
が尽きて、限りなく懐しみ乍ら
訣別
(
けつべつ
)
を急ごうとする広々とした
傷心
(
しょうしん
)
を抱き、それを
慈
(
いつく
)
しんで汽車に乗った。知る友のない海浜の村落へ来て、海を眺めた時、ほっとした。
小さな部屋
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
「何か
傷心
(
しょうしん
)
のことがございましたね」
大菩薩峠:19 小名路の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“傷心”の意味
《名詞》
傷 心(しょうしん)
心を痛めること。特に恋愛がうまくいかず心が傷つくこと。
悲しみに傷付いた心。
(出典:Wiktionary)
傷
常用漢字
小6
部首:⼈
13画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“傷心”で始まる語句
傷心事
傷心恨