“傘立”の読み方と例文
読み方割合
かさた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(一時間より多少過ぎていたかも知れない)私は玄関の傘立かさたての蔭に雁皮の包みを隠し、買い物袋は台所の婆やに渡した。………病人はまだ寝ているようには見えたけれども、鼾は止んでいた。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)