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偏重
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へんちょう
ふりがな文庫
“
偏重
(
へんちょう
)” の例文
私は過去のみに
偏重
(
へんちょう
)
して愛着を感じているわけでもないのですから、いずれ現代のモダン風俗を、私の個性のもつ思想や作味によって、表現してみる時期のあることを、自分で希望もし
靄の彼方:――現代風俗描写への待望――
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
多少
穿
(
うが
)
ち過ぎた推測かも知れないが、「他人がどう登ったから、自分はどう登る」といった競争意識、登山技術のみをもって人間の格付けをしようとする技術
偏重
(
へんちょう
)
主義、あるいはさらに進んで
ピークハンティングに帰れ
(新字新仮名)
/
松濤明
(著)
帷幕
(
いばく
)
の席順からいえば、秀吉のほうに、彼より一日の長があったが、他の宿将と同じように、光秀の
心裡
(
しんり
)
にも、家格とか、生い立ちとか、教養とか、いうものを
偏重
(
へんちょう
)
する考えはやはり潜在していた。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“偏重”の意味
《名詞》
偏重(へんちょう)
一方だけに偏って重じること。
(出典:Wiktionary)
偏
常用漢字
中学
部首:⼈
11画
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
“偏重”で始まる語句
偏重視