“俯瞰図”の読み方と例文
読み方割合
ふかんず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは“時勢の縮図”だ、天下の俯瞰図ふかんずだ。——この谷にはうぐいすが多かったが、彼の耳には鶯の声もない。徐々にちかづいて来る夢の跫音あしおとだけがあった。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)