とう)” の例文
七郎の子はとう漂泊ひょうはくしていって、姓をとうと変えていたが、兵卒から身を起し、軍功によって同知将軍になって遼陽りょうように帰って来た。武はもう八十余であった。そこで武はその父の墓を教えてやった。
田七郎 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)